物議を醸す日本国首相の靖国参拝 (Le Monde紙 3013.12.26.)

いろいろな議論を招いている靖国神社への参拝が12月26日に日本国首相アベ・シンゾウにより行われ、日本と周辺諸国との緊張を強めている。国家主義者であるとの立場表明をしたことで知られる日本国首相は、以前からの約束を守るべく、自分の政権復帰を記念するこの日に靖国参拝を行った。彼の最初の任期であった2006年から2007年には、隣国である中国と韓国からの反発に配慮し、彼は敢えて参拝することを避けていた。そして、いまだに彼は、参拝ができなかったことが心残りだと言っていた。
首相による当日の「私人としての」参拝は、メディアによって生中継されたが、靖国神社にとって現役首相による参拝は、2006年のコイズミ・ジュンイチロウ以来のできごとである。