ブルキナファソ:交通機関

さて、ワガドゥグゥの街を少し歩けば、メインストリートをいろいろな交通機関がうごめいていることに気付きます。
 

一番多いのは、もちろん歩行者。いろんな荷物を持ったり、頭に載せた人々が、男女を問わず子供から老人まで、車道と歩道の区別もほとんどないくらいにメインストリートを移動しています。
その次は自転車とバイク。バイクはホンダのカブが主流かと思っていたのですが、意外とYAMAHAECLIPSEという、赤いカブのような車種がほぼ独占的。これはほとんどが新車です。
さらに、このようなロバの引く馬車。実はロバを見るのはこれが初めてなのですが、何とも悲しそうな目をしていて困ります。(左に映っているのがECLIPSE、後ろの屋台が携帯電話ショップ)

 
 
乗用車は、古いトラックが荷物を山積して走っています。自家用車はNISSANではなく圧倒的に中古のベンツ。塗装もはげ、走るとボンネットからカラカラとやたらと軽快な騒音が鳴って、とても危ないのですが、それでも現役です。さらに立派な身なりの人々は、稀に日本の新車の四駆に乗っています。これはエアコンも効いているらしく、窓を閉めて走っています。
 

観光客がお世話になるのは、このようなタクシーかバス。

この緑の塗装がタクシーの目印のようなのですが、これも塗装は激しく禿げています。本来はベンツなのですが、シートもトランクもすでにぼろぼろで、これは左のミラーがありませんね。日本の空き地の廃車の方がまだしっかりしているような感じなのです。
バスはこのような感じです(バスのスピードでピントがボケてすみません)。これにも、炎天下でもエアコンなんかないとのこと。窓だけではなくドアまで全開で走っているますが、なんともおそろしい風貌のこのバスの車内はおそらく灼熱でしょう。