シリア: 世界規模の紛争となる「リスクはある」とファビウスは警告する

10月5日にEurope 1に出演したフランス共和国外務大臣は、「軍事衝突がすっかり宗教的なものとなるリスク」に対して警戒を呼びかけた。

インタヴュー シリアにおける戦闘が、世界規模の軍事衝突となってしまう可能性はあるのでしょうか。10月5日にEurope 1に出演したローラン・ファヴィウスは、「その危険性はある」と 認めた。

「おぞましいリスク」 「ただの内戦であった今回の紛争が、国際的な大国の影響によって地域での戦争になってしまうならば、そのリスクは深刻です。そしてその最も恐ろしいリスクは、この紛争が、スンナ派住民とその支持国、対するシーア派住民とその支持国という、全く宗教的なものとなることです。非常に危険な状況となりかねないリスクとは、この対立です。私たちフランスは、お互いに平和と安全の途を探っていきましょう。」と外務大臣は述べた。
(Europe 1 サイト 2015年10月5日掲載)