もうすぐ日本は南極海での捕鯨を再開する

日本はもうすぐ南極海での捕鯨を再開する

1年以上の中断をへて、日本は、今から2016年3月末の期間における南極海での捕鯨を再開するつもりだと発表した。水産庁は11月27日に、国際捕鯨委員会に、この調査活動はIWCの改訂によって適切であろうとされた枠内で再開されるものだと連絡した。この計画では、333尾の捕獲が予定されており、つまり3分の2を減量する。

それでも日本は、2014年3月に国際司法裁判所による判決をうけ、南極海での年次調査捕鯨を中止していた。ニュージーランドから支援を受けたオーストラリアによる2010年の提訴を受け、国連の法廷は、商業捕鯨を調査プログラムと粉飾しているとして日本を非難していた原告の正当性を認めている。

1987年に、日本は調査捕鯨と称するものを始めたが、それは現在に至るまで有効な海棲哺乳類漁に対する国際的な猶予期間に入った翌年であった。日本は、クジラの食用はその食文化の一部であり、クジラの大部分の種は危険な状況にはないだろうと考えている。
(Le Monde紙 2015年11月28日)