歌手のアンジェルがマリー・パピヨンとの関係を公表する

歌手のアンジェルがマリー・パピヨンとの関係を公表する

 

昨年11月に、大衆誌Publicが彼女が同性愛であることを明らかにして、このアーティストはその一面となった。公式には、彼女はそのことについて怒っていた。


「少なくとも、明らかではないというよりは明らかなことよ、マリー。」 この意味深なメッセージが公表しているのは、この大衆紙の読者と彼女のファンの大部分が勘付いたことだ。アンジェルは漫画家マリー・パピヨンカップルなのだ。


この24歳のベルギーの歌手はインスタグラムのアカウントに10日、「女性を愛する女性たちのポートレイト」というフレーズが書かれたTシャツを着た自分の背中の写真とともに、このメッセージをあげている。彼女がコメントした短いテキストは2つの絵文字、蝶とキスでハートを出している顔で終わっている。33万人以上のネット民がこれに「いいね」している。


昨年11月22日に、この二人の女性は、「彼女は愛を見つけた」というタイトルで予期せずPublic誌の一面になってしまった。


「尾行されているとっても嫌な感じがしていた」

インスタグラムでは270万人以上のフォロワーがいるが、自らのプライヴェートにはとても慎重なこのアーティストは、その数週間後に怒っている。「パパラッチたちが彼女の家の1階に潜んでいて、売るための写真を撮ろうと計画的にチャンスを待ってたんだと分かったわ、すごくひどい。尾行されてるようなとっても嫌な感じがしていた。これまでに分かっていた、知っていたこと以上です。私の私生活のどこにそこまで興味があるわけ」と彼女はTéléramaで言っている。


「オファーがたくさんあって難しい時期も何回かあって、だから私は全てを受け入れて、自分のプライベートの場所はとっておくようにして割り切るのが好きでした」と彼女は2019年11月の始めにパリジャン誌でも打ち明けている。


3月にはパリ・マッチ誌がその表紙で彼女を「しきたりを覆そうとするが攻撃的ではない」のように紹介して、苛立ちをあらわにもしている。「あの人たちは私のイメージ、私の名前、私の「世代」を混ぜこぜにして、あえて自分の意見を言う(だから「しきたりを覆す」... そんなのいらないわ)けど攻撃的にはならない若い女性(ピンクの服着てる)ってことにして一緒にしている。あーあ、よかったわね、私が暴力的でヒステリックな例の厄介なフェミニストたちじゃなくて。今時の太った中年世代、たるんでやがる」と彼女はインスタグラムの投稿で非難している。

(Le Parisien誌サイト 2020年8月11日)